何を、どのくらい飲んだら、どのくらい酔う? お酒の強さを知ろう!

基本的に血中アルコール濃度0.02%を超えると酔っ払いの仲間入りです。とは言われても、何を、どのくらい飲めばその域に達するのかが分からなければ話になりません。そこで、主なアルコール飲料の強さと、飲酒時の血中アルコール濃度を見てみましょう。

人気のアルコール飲料の強さはこのくらい

主なアルコール飲料の平均アルコール度数と、体重60kgの人の血中アルコール濃度を及び、血液100mlあたりのアルコール含有量は次の通りです。なお、%がアルコール濃度、mgがアルコール含有量で、アルコール濃度は小数点第4位四捨五入で計算しています。

ビール・発泡酒・第三のビール(平均アルコール度数5%)

標準缶1本(350ml)・・・0.035%・0.175mg
ロング缶1本(500ml)・・・0.050%・0.25mg
大瓶1本(633ml)・・・0.063%・0.315mg
中瓶1本(500ml)・・・0.05%・0.25mg
小瓶1本(343ml)・・・0.034%・0.17mg
大ジョッキ1杯(700ml)・・・0.070%・0.35mg
中ジョッキ1杯(500ml)・・・0.05%・0.25mg
小ジョッキ1杯(300ml)・・・0.030%・0.15mg

チューハイ・カクテル(平均アルコール度数・・・5%)

標準缶1本(350ml)・・・0.035%・0.175mg
ロング缶1本(500ml)・・・0.050%・0.25mg
小瓶1本(275ml)・・・0.028%・0.14mg

缶ハイボール(平均アルコール度数7%)

標準缶1本(350ml)・・・0.049%・0.245mg
ロング缶1本(500ml)・・・0.070%・0.35mg

ワイン(平均アルコール度数12%)

グラス1杯(120ml)・・・0.029%・0.145mg
ハーフボトル1本(375ml)・・・0.90%・0.45mg
フルボトル1本(750ml)・・・0.18%・0.9mg

日本酒(平均アルコール度数15%)

1合(180ml)・・・0.054%・0.27mg

焼酎(平均アルコール度数25%)

コップ1杯(100ml)・・・0.050%・0.25mg

ウイスキー・ブランデー(平均アルコール度数40%)

シングル1杯(30ml)・・・0.024%・0.12mg
ジガー1杯(45ml)・・・0.036%・0.18mg
ダブル1杯(60ml)・・・0.048%・0.24mg

酔いのレベルと飲酒量

それでは次に、体重60kgの人の場合、どのアルコール飲料をどのくらい飲むと、どのレベルの酔っ払いになるのかという事を見て見ましょう。

爽快期(血中アルコール濃度0.02%〜0.04%)

ビール・発泡酒・第三のビール 標準缶1本・小瓶1本・小ジョッキ1杯
チューハイ・カクテル 標準缶1本・小瓶1本
缶ハイボール 標準缶1本
ワイン グラス1杯
ウイスキー・ブランデー シングル1杯・ジガー1杯

ほろ酔い期(血中アルコール濃度0.05%〜0.10%)

ビール・発泡酒・第三のビール 標準缶2本・ロング缶1本・大瓶1本・中瓶1本・小瓶2本・大ジョッキ1杯・中ジョッキ1杯・小ジョッキ3杯
チューハイ・カクテル 標準缶2本・ロング缶2本・小瓶3本
缶ハイボール 標準缶2本
ワイン グラス3杯・ハーフボトル1本
日本酒 1合
焼酎 コップ2杯
ウイスキー・ブランデー シングル3杯・ジガー2杯・ダブル2杯

酩酊初期(血中アルコール濃度0.11%〜0.15%)

ビール・発泡酒・第三のビール 標準缶4本・ロング缶3本・大瓶2本・中瓶3本・小瓶4本・大ジョッキ2杯・中ジョッキ3杯・小ジョッキ4杯
チューハイ・カクテル 標準缶4本・ロング缶3本・小瓶5本
缶ハイボール 標準缶3本・ロング缶2本
ワイン グラス5杯・ハーフボトル1本
日本酒 2合
焼酎 コップ3杯
ウイスキー・ブランデー シングル6杯・ジガー4杯・ダブル3杯

酩酊期(血中アルコール濃度0.16%〜0.30%)

ビール・発泡酒・第三のビール 標準缶8本・ロング缶6本・大瓶4本・中瓶6本・小瓶8本・大ジョッキ4杯・中ジョッキ6杯・小ジョッキ10杯
チューハイ・カクテル 標準缶8本・ロング缶6本・小瓶10本
缶ハイボール 標準缶6本・ロング缶4本
ワイン グラス10杯・ハーフボトル3本・フルボトル1本
日本酒 5合
焼酎 コップ5杯
ウイスキー・ブランデー シングル12杯・ジガー8杯・ダブル6杯

泥酔期(血中アルコール濃度0.31%〜0.40%)

ビール・発泡酒・第三のビール 標準缶11本・ロング缶8本・大瓶6本・中瓶8本・小瓶11本・大ジョッキ5杯・中ジョッキ8杯・小ジョッキ13杯
チューハイ・カクテル 標準缶11本・ロング缶8本・小瓶14本
缶ハイボール 標準缶8本・ロング缶5本
ワイン グラス13杯・ハーフボトル4本・フルボトル2本
日本酒 7合
焼酎 コップ8杯
ウイスキー・ブランデー シングル16杯・ジガー11杯・ダブル8杯

昏睡期(血中アルコール濃度0.41%以上)

ビール・発泡酒・第三のビール 標準缶12本以上・ロング缶9本以上・大瓶7本以上・中瓶9本以上・小瓶12本以上・大ジョッキ6杯以上・中ジョッキ9杯以上・小ジョッキ14杯以上
チューハイ・カクテル 標準缶12本以上・ロング缶9本以上・小瓶15本以上
缶ハイボール 標準缶9本以上・ロング缶6本以上
ワイン グラス14杯以上・ハーフボトル5本以上・フルボトル3本以上
日本酒 8合以上
焼酎 コップ9杯以上
ウイスキー・ブランデー シングル17杯以上・ジガー12杯以上・ダブル9杯以上

目指すは「ほろ酔い期」

いかがですか?
これを見ると改めて、私たち人間は、そう容易にたちの悪い酔っ払いにならない強靱な生物であるという事がお分かり頂けるのではないでしょうか? そこそこ飲んでも「ほろ酔い」です。むしろ、酩酊初期になると、お酒の苦手な方は勿論、お酒の好きな方でも、“結構飲むねぇ!!”と言いたくなるのではないかと思われます。

しかし、このレベルの症状は、自分では気分マックス! 声が大きくなり、気も大きくなり、立てば足がふらつくというのです。度々陥っている人は少なくないでしょう。という事は、結構飲んでいるという事です。しかも、いつぶち切れてもおかしくない状態ですから、少しでも不快に感じる事があれば、たちまちトラブル発生!! 酒乱の気がある人という事になりそうです。

実際問題、最初にお話したように、お酒を飲んでおとなしくなるアルコール依存症の人はいないけど、お酒を飲んで煩くなるアルコール乱暴の人ならいるいる! そう思われる方は多いはず! さらに、“実は私がアルコール乱暴です!”と悟っておられる方も少なくないものと思われます。そして、そんな酒害者に対する周囲の目はどうでしょうか? 必ずと言っていいほど言われるのが、“あの人は、お酒を飲まないと本当にいい人なんだけど、お酒を飲むとねぇ・・・。”という事です。

実は、この印象がアルコール依存症へと導く悪魔のささやきで、なんと、アルコール依存症と診断された人たちの99%までが元アルコール乱暴。正の強化効果を求めて飲酒していたと言われています。それが徐々に変化し、負の強化効果を求める飲み方に変わって行ってしまうのです。

ですから、そうした人生を歩まないようにするためにも、常にほろ酔い期でとどめる事が大切です。ではでは、どうすれば、爽快期からほろ酔い期の範囲で楽しくお酒を飲めるのか? あれこれ考えてみましょう。

Posted by kenko-st